従業員の顔色が気になったら事業売却(M&A)

整骨院経営者の事業売却(M&A)のやり時

整骨院経営者で多店舗展開しているオーナーさんに多い悩みがあります。

それは、

スタッフの顔色を伺いながら仕事をしてしまうこと
です。

この悩みには大きな問題も孕んでいます。

それは、

整骨院経営は人材の確保の闘いであること

です。

「柔道整復師」の資格はあるけれど、コミュニケーション能力が乏しかったり、実際に人に触れることができない人などが多い現状が常にあります。

実際に一人前になるのは10人に1~2名ぐらいが現実的な割合ではないでしょうか。

そのため、現場を任せられるスタッフが確保できた時には、簡単に手放したくないし、独立されては困ると思うのが本音でしょう。

その結果、様々なスタッフへの配慮を行うことになります。

・給与のアップ
・休みの確保
・福利厚生の充実
・勤務時間
・職場環境の充実

など、メンタル面でのモチベーションを高く維持させるような仕組みを組む必要性がうまれます。

上記ができていない経営者は、従業員がいつ辞めると言い出すか不安でいっぱいでしょう。

そして優秀なスタッフが辞めた時、補充する資格保持者がみつかるかも不安に感じています。

こういった不安に駆られてくると、従業員の顔色ばかりを伺うようになり、いつしか、従業員の立場の方が強い組織になります。

それでも、大半の従業員の本音は

責任がなく楽して稼ぎたい

というものです。

そのため給与はたくさん欲しいけど、可能な限り楽な環境を求め続けます。

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