整骨院経営者が知るべき事業売却(M&A)の本質
整骨院経営者が整骨院を「売却する」と考えた時に「居抜き」での売却を想定すると思います。
「居抜き」とは、借りている物件をスケルトンにせずに次に入る方にそのまま受け渡すという売却方法です。
そして「居抜き」には基本的にマイナスのイメージが付きまといます。
当然ながら「居抜き」は、物件の賃貸借契約を結んだ大家との兼ね合いもあるため独断で決めることもできません。
ところが、一般的な会社企業で「売却」というと、「事業売却(M&A)」を意味する方が圧倒的に多いことに気づいているでしょうか。
「事業売却(M&A)」とは、会社自体を一つの商品として捉え事業ごと相手企業に売却することを意味しています。
なぜ、こんな「居抜き」での売却と「事業売却(M&A)」との違いを伝えたのかというと、
整骨院業界には事業売却(M&A)という概念を知らないだけで損をしている整骨院経営者がたくさんいるから
です。
仮に事業売却(M&A)をしなかったとしても、経営の選択肢として事業売却(M&A)を持っているか否かで経営内容に大きな差が生まれます。
「整骨院業界で一生やりたい」、「整骨院の現場で一生働き続けたい」という柔道整復師の方には「売却」という概念すら存在していないでしょう。
しかしむしろ、本当に上記のようなことを思うのであればこそ、今のタイミングに「事業売却(M&A)」を行っておく方が良い時代にさしかかっています(『整骨院店舗の事業売却(M&A)を行なうのが「今」でなければならない理由』)。
整骨院業界の未来を見通してしまった柔道整復師の方や、さらに大きな規模間で事業を行いたい柔道整復師の方続々と事業売却(M&A)を行っています(『これからの整骨院業界の5年後を予測する』)。
さらに言えば、事業売却(M&A)は多くの柔道整復師が描く本来の在り方を実現してくれる筋道をたててくれます(『整骨院店舗の事業売却(M&A)が柔道整復師の明るい未来を創る』)。