整骨院経営が苦しくなるのは施術がマッサージと大差ないから
マッサージやストレッチは中毒性があるだけで、何も治療できていないことをご存知でしょうか。
「気持ち良い」、「心地よい」という中毒性を生み出す感覚が患者をリピートさせます。
しかし、マッサージによって生み出すリピートは本物リピートではありません(『整骨院店舗を繁栄させてくれる本物のリピートとは』)。
マッサージやストレッチによって、「気持ち良い」という感覚を得た時、脳の視床下部からβエンドルフィンなどの快感物質が分泌されています。
この快感物質は依存性をもった脳内麻薬と言われています。
そして、麻薬と言われるぐらいなので、中毒性があります。
さらにはモルヒネと同様の鎮痛作用も持っています。
しかし、感覚的な話だけで根本的な改善には何の効果もありません。
つまり、
整骨院でのマッサージやストレッチは、鎮痛作用によって一時的な不調箇所は改善されたかのように感じさせ、中毒性によってリピートさせているに過ぎない
ということです。
しかも、整骨院であれば保険が適応されるため(とはいえ厳密に言えば不正請求)、患者としては数百円の窓口料金で施術を受けることができます。
大半の整骨院でリピートが発生している要因は、
低料金で中毒性のあるマッサージを受けられるから
といっても過言ではありません。
突き詰めれば
完全には治さない様に通わせること
でリピートを発生させています。
しかし、この経営方法には限界があることにお気づきでしょうか。
それは、
市場の変化に簡単に左右されてしまい市場が飽和すれば価格勝負に巻き込まれ費用対効果が低下するから
です。
そして現在がまさにその時です。
>次のページ:これからの整骨院経営は患者をリピートさせないことが最も重要
ページ: 1 2