あなたの整骨院はマッサージ店との違いを明確に言えますか?

マッサージ整骨院が増え続ける

「整骨院業界」では、「マッサージ整骨院」と言っても過言ではない整骨院が大量に増えています。

患者の中には、整骨院に対して「保険が使えるマッサージ屋さん」という認識を持っている人が増えています。

高いお金を払ってマッサージに行くぐらいなら近場の整骨院に行こう・・・と。

整骨院業界は店舗が乱立している上、療養費の問題などで売上が落ちている中で苦肉の策として取り入れていっているのかもしれません。

しかし、現状に違和感はありませんか?

マッサージをするためには資格が絶対必要なわけではありません。

しかし、柔道整復師は国家資格で取得のために3年近く勉強しなければいけません。

厳密な話をsれば、整骨院でマッサージに近い施術を行うことは、保険適応っせるためには「グレーゾーン」というより、ほとんど「ブラック」に近い施術をしてしまっているはずです。

また、柔道整復師の専門学校におけるカリキュラムには、「マッサージ」の勉強は一切行いません。

ところが、多くの整骨院では「マッサージ」を行っています。

整骨院は柔道整復師にしか開業できません。

それにも関わらず、本来は(保険を適応して)行うことができないマッサージをやっていることに違和感を覚えるのは私だけではないはずです。

マッサージ整骨院が増え続ける理由

なぜ、ここまで「マッサージ」を施術してしまっている整骨院が増えてしまったのでしょうか。

マッサージは、「気持ち良い」、「痛気持ち良い」というような感覚を得ることができます。

この感覚は、

脳からドーパミン等のモルヒネと同様の快感物質が発生していることで得られる感覚

です。

そのため、患者の多くが簡単に「気持ちよさ」を感じることができます。

この「気持ちよさ」という感覚はなかなかの曲者です。

なぜなら

「治る」、「治らない」に関係なく、「中毒性」があり「依存する」という傾向があるから

です。

その結果、「何日かに1度はマッサージを行いたい」という患者の依存が始まり定期的なリピートを生み出します。

この中毒性こそが「マッサージ整骨院」や「リラクセーション施設」等を流行らせる大きな原因となっています。

もちろん下手な施術は論外ですが、「タッチ」や「手技」の施術がうまければ、リピート客は増えるという構図が出来上がります。

これからの整骨院経営はコンパクトに大きな利益をだす

しかしながら、

「整骨院」と「リラクセーション施設」は全くの別物

です。

整骨院は国家資格保持者が行い、

本来は外傷に対しての施術を行う施設であり、慰安目的の「マッサージ」を行う施設ではありません。

仮に、レセプトの項目で保険内で治療しているのであれば、それは不正をしているということです。

国からの医療費・療養費の削減は、間違いなく今後進んでいきます(『療養費委任払い制度が使い物にならなくなる日は近い』)。

そして、不正の摘発も次々と行われており、さらに厳しくなるタイミングは突然かもしれません(『整骨院業界の不正請求に対して国が動き始めているのに気づいていますか?』)。

そんな日が整骨院業界に訪れた時、あなたの整骨院は何で売上をたてていますか?

これからも生き残っていくような整骨院を経営していくためには健全経営で進めていかなければ未来はありません。

あなたは近いうち訪れる整骨院の業界再編にどのような対策を講じているでしょうか?

何の対策もない人は、今すぐ「事業売却(M&A)」という選択肢を持ってください(『事業売却(M&A)が整骨院業界の未来を創る』)。

あなたの整骨院が具体的にどのような取り組みをしていけばいいのか分からないという方は弊社までご相談ください。

弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内にまで育て上げ3店舗の運営をった後、事業売却(M&A)を行い現在の整骨院専門のコンサルタントとして活躍しています。

弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。

開業前の方は都合の良い場所を調整し、面談をする形をとります。

初回無料コンサルティングを受けたい方はコチラの問合せ窓口まで。