整骨院経営者で従業員の顔色をうかがい始めたら事業売却(M&A)

整骨院経営者が事業売却(M&A)を考え始めた方が良い時

整骨院経営者で多店舗展開をしているオーナーさんに非常に多い悩みの傾向があります。

それは、

「スタッフの顔色を伺いながら仕事をしてしまう」

ことです。

そしてその悩みは大きな問題も孕んでいます。

整骨院経営は人材の確保の闘いと言っても過言ではない業種です。

「柔道整復師」の資格はあるけれど、コミュニケーション能力が乏しかったり、実際に人に触れることができない人などが多いのが事実です。

実際に一人前になるのは10人に1~2名ぐらいが現実ではないでしょうか。

そのため現場に立って任せられるスタッフを確保した時には、なかなか手放したくないし、独立されては困ると思うのが本音でしょう。

その結果、様々なスタッフへの配慮を行うことになります。

・給与のアップ
・休みの確保
・福利厚生の充実
・勤務時間
・職場環境の充実

など、メンタル面でのモチベーションを高く維持させるような仕組みを組む必要があるでしょう。

上記ができない経営者は、従業員がいつ辞めると言い出すか不安です。

さらに辞めた時に、補充する資格保持者がみつかるかも不安に感じています。

こういった不安に駆られてくると、従業員の顔色を伺うようになり、いつしか、従業員の立場の方が強い組織となってしまいます。

従業員の大半の方の本音は

「楽して稼ぎたい」

です。

そのため給与はたくさん欲しいけど、可能な限り楽な環境を求めます。

整骨院経営者で従業員の顔色をうかがい始めたら今すぐ事業売却(M&A)

認めたくないかもしれませんが、これが現実です。

しかし、経営者がスタッフの事で悩み始めたら、何のために整骨院を経営しているのか分かりません。

そんな時は、

事業売却(M&A)

をしてしまうのが一番いいでしょう。

ズルいと思う人がいるかもしれませんが、変に今のスタッフに対して色々配慮していくぐらいなら事業売却(M&A)をする方がいいでしょう。

雇用の面で言えば、ほぼ間違いなく改善されます。

なぜなら事業売却(M&A)先は、売却側より企業規模が大きいことが大半だからです。

変に出来上がったしまった現状をいじくりまわすよりも、思い切って「0」の形に戻すことの方がメリットは多いのではないでしょうか。

「0」と言っても、スタッフの環境は恵まれたものになり、オーナーであるあなたには数千万円のキャッシュが手に入ります。

整骨院業界では事業売却(M&A)はあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、業界状況的に、年々増加しています。

今までであれば、「売却」には「居抜き」での売却をイメージしがちかもしれませんが、これからの整骨院業界は変化していきます。

それは、業界全体が抱える問題に根差しているものが多く、気づいている整骨院経営者は次々と事業売却(M&A)を成功させていっています。

整骨院業界の事業売却(M&A)の流れはとまらない?!

整骨院店舗における事業売却(M&A)は頻繁に行われていることです。

しかし、数十店舗規模のものが多く、馴染みがないのでしょう。

今後は整骨院は居抜き売却ではなく、大手へ事業売却をしていく時代に変わってきます。

整骨院の雇用制度などの実際を考えていくと現在の構図には無理があります。

それらを解消する為にも、資金力のある企業に経営を委ねるという方向性は加速してきます。

保険治療から自費治療のメニューに業界が変わっていくことも「柔道整復師」の本質を考えれば、当然の流れだと言えます。

しかし、その変化のために、現状をベースとした整骨院から移行していくという考え方は適切ではありません。

一度、保険治療の整骨院は事業売却した上で、自分自身の思い描く、完全自費治療型の治療院を開業するというのが最も適切な方法です。

それなりの売上を健全に行っている整骨院であれば1.000~3.000万円/店舗ぐらいのキャッシュと無限の可能性が得られます。

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