整骨院経営は至ってシンプルなもの

整骨院経営は至ってシンプルなもの

整骨院経営だけに関わらず、会社経営を継続的に順調なものにするためには、経営をシンプルに考えることが重要になってきます。

利益の上げ方や売上の上げ方に関しては、緻密に戦略を練り上げて様々な伏線を張り巡らさなければなりませんが、これらは経営の一要素にすぎません。

根幹部分である経営の基礎はシンプルに考えなければいけません。

経営の最重要ポイントとは、

「売上」、「経費」、「利益」、「税金」、「借り入れ返済」のバランス

です。

いわゆるキャッシュフローを考えることです。

キャッシュフローのバランスが整わなければ、いくら売上を上げたとしても会社経営を継続させることはできないでしょう。

とくに多くの経営者が陥りやすい問題があります。

それは

「税金」と「借入返済」について意識が低いこと

です。

とくに「税金」に関しては「払わない方法」ばかりを考え続けています。

「税金」の仕組みを考えれば「払わない方法」を考えることは経営として得策とは言えません。

会社には常に国の存在がついて回ります。

多国籍企業と言えども、国が存在して初めて会社は存在することができます。

では、国とはどのように運営されているのでしょうか。

国は税金によって賄われています。

国を一つの会社として捉えれば、税金とは売上のことを指しています。

では、税金を支払う企業と支払わない企業であれば、どちらを国は優遇するのでしょうか。

答えは明白です。

そして、税金の支払い金額が低い会社や、支払わない会社は国の不良債権にあたります。

>次のページ:経営者として税金の勉強をしたことはありますか?