これから流行る整骨院経営のカタチ
本日の記事は少し頭の体操と思って読んでください。
整骨院業界は店舗型のビジネスなので視野が狭くなりがりです。
そのため、その他の業界のビジネスについて知らない人がたくさんいます。
その結果、損をしているわけですが、その損にすら気づかない状態です。
気づいていないだけであればいいのですが、現在の整骨院業界の縮小状態を考えれば、そんな悠長なことは言っていられないのではないかと思います(『これからの整骨院業界の5年後を予測する』)。
その他の業界のことを知って整骨院の経営へと組み込んでいきましょう。
では現在、「占い」の市場が非常に伸びていることをご存知でしょうか。
は?占い?!・・・オカルト的な話か・・・と思われたかもしれませんが、一度最後まで読み進めてください。
内容はともかく、市場が伸びています。
さて、なぜ「占い」市場が伸びているのでしょうか。
私が考える理由は以下です。
・先行き不透明な日本をどう生きていけばいいのか不安視する人が多いから
・理屈は良くわからないがなぜか良く当たるから何かにすがりたい思いで利用する人が増えたから
です。
実際に、治療家の間でも東洋医学系の施術をきっちりできる先生や、気功の先生、四柱推命などが流行り始めています。
東洋医学を深く、勉強していくと、未来がわかるようになると言われています。
そして東洋医学の考え方は、四柱推命にもつながっていくのですが、科学は200年あまりの歴史に対して、中国医学は4000年の歴史があります。
その差は約20倍。
そして、西洋医学というのは憶測から発見していくアプローチに対して、中国医学は事実に基づいて行なっていくのでこじつけが少ないというところがあります。
と、内容はともかく、事実として占いが流行り、東洋医学を信奉する治療家が増えています。
これをビジネス的な観点でとらえていけば
不安はお金になる
ということです。
何か悪いことを言っているように感じるかもしれませんが事実です。
占いも東洋医学で言われる未病へのアプローチも人間の不安を解消させるための行為です。
これを仮に悪用するのであれば、不安をあおれば患者は増える・・・ということになります。
ただし、そんな悪行をしたいと思う人はほとんどいません(と願います)。
ではどうすればいいのでしょうか。
それは、
その不安の内容に対して嘘をつかず責任を持てばいい
ということです。
嘘や不正はいけません。
これからの時代は嘘や不正が簡単にバレル世界になります。
資本主義経済は終わりを迎え信用主義経済へと変化していきます。
信用は貯めれば貯めるほどお金にかわっていきます。
これからの整骨院は目の前に見える故障や怪我への対処ではなく、潜在的に抱えている悩みや不安に対しのアプローチが主流になってくるでしょう。
この記事で紹介している内容が真実かどうかはさておき、整骨院業界で生きる柔道整復師の方々は業界の中だけで生きるのではなく、ほかに広がる大きな世界のことを勉強する必要があるでしょう。