整骨院経営は40年間続けられるか
整骨院を経営している人にお伺いしたいことがあります。
それは、
今の整骨院経営をこれから40年間やっていきたいですか?
ということです。
「はい」と答えられる先生は素晴らしいと思います。
「人を治療すること」、「人に触れ人の不調が良くなったこと」に喜びを感じ続けることができる方々なのでしょう。
ぜひ頑張って頂きたいことです。
とはいえ、「いいえ」と答えた人が患者のことを思っていないということでありません。
人間は「慣れる」動物なので、同じ仕事を繰り返し行うことにたいして「慣れ」が発生し、「飽き」こにつながってしまいます。
飽きてしまった場合には、継続するような方法を考えないと簡単にはいきません。
定期的にその「飽き」を解消するような患者が来るようにするか、「イベント」を行うなどの変化が必要でしょう。
「モチベーション」の低下により、様々な効率が低下していきます。
人を施術する喜びは薄れ、毎日の売上に追われ、自己研鑽の時間を惜しむようになってしまいます。
しかし、生活に困るわけではないため、惰性で続けても大きな問題なく継続できるよな気がします。
しかし、そんな人生はどうなのでしょう。
生き生きとしているのでしょうか。
私には疑問です。
さらに言えば必ずジリ貧状態へと突き進んでいってしまうでしょう。
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