費用対効果が悪い整骨院業界からの脱出方法
整骨院経営者の大半が抱えている悩みがあります。
その悩みは、店舗数が増え、規模が大きくなればなるほど強まっていきます。
その悩みの正体は、
整骨院経営をビジネス的に見れば費用対効果が悪い
ということです。
正確に言えば、費用対効果が「悪くなってきた」というのが正しいのかもしれません。
この悩みは開業の時には大半の柔道整復師が気づいていません。
多くの柔道整復師は、大きな夢を抱いて、自分の仕事に誇りをもって、整骨院業界や施術が好きで開業します。
しかし、実態を知った途端に開業時の志が忘れ去られます。
それを「大人になった」と考えれば楽かもしれませんが、現実はそんな生易しいものではありません。
「整骨院」という業界を真面目に受け入れる柔道整復師であればあるほど、最低限の生活さえ困難になっている現実があります。
反対に、うまくやっている(?)経営者の大半は何らかの不正に手を染めてしまっている人ばかりです。
不正は論外として、費用対効果の悪さを物語る具体的な話があります。
整骨院は大半が9時くらいから開院し、お昼休みを挟んで夜の8時くらいまで診療を行っています。
お昼休みは長めにあるものの、10時間以上の拘束は当たり前です。
それにも関わらず、1人あたりの保険治療は500〜1200円程度しかありません。
1日に20人の患者が来院(全国平均)したとすると、1日の売上は2万円前後です。
さらに言えば営業時間外には、保険診療分の請求を上げるためのレセプトのチェックや提出準備が必要になります。
最近ではシステムも生まれて楽になってきましたが、一昔前は夜通しやっていたこともザラにありました。
これだけの激務をしても、一般サラリーマンの平社員以下の所得しか得られず、自宅すら購入できません。
人生設計なんて立てようもありません。
さらに、人の体に触れる仕事というのは必要以上に肉体と精神の両方を消耗します。
若いうちはよくとも、年齢を重ねるといつまで続けられるのか想像もしたくなくなります。
まさに費用対効果なんて考えていてはやっていけない業界です。
そこに来て、国の政策により整骨院業界は益々肩身の狭い業界に向かっていっています(『これからの整骨院業界の5年後を予測する』)。
そんな費用対効果の悪い業界であることに、多くの整骨院経営者が気づいているにも関わらず、具体的な施策を行いません。
このままでは、ゆでガエル状態になってしまいます。
この現実から目を背けてはいけません。
あなたは、今のままの整骨院を40年間続ける自信はありますか?(『今のまま整骨院経営を40年間続ける自信がありますか?』)
そんな費用対効果が悪い状態を抜け出す方法は、一つしかありません。
それは、
整骨院店舗を事業売却(M&A)し別事業をする(完全自費型の治療院を創る)こと
です。
今のままジリ貧を続けていても構わないという方はどうすることもできません。
今、目の前の現実を直視する勇気のある方はご相談ください。
これからの整骨院の未来を創るのは事業売却(M&A)です(『事業売却(M&A)が整骨院業界の未来を創る』)。
あなたの整骨院に適した具体的な方法を知りたい方は弊社までご相談ください。
弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
開業前の方は都合の良い場所を調整し、面談をする形をとります。
初回無料コンサルティングを受けたい方はコチラの問合せ窓口まで。