整骨院経営を開業するための資金について

整骨院経営を開業するための資金について

整骨院を開業するためには、「開業資金」が必要になってくるのはあたりまえのハナシです。

「開業資金」とは主に「設備資金」と「運転資金」に分けることができます。

「設備資金」とは、「物件取得費用」、「内装費」、「その備品類」をそろえるための資金です。

「運転資金」とは、開業後の、「給与」、「消耗品類」、「家賃」といった継続的にかかってくる費用を賄うための資金です。

「運転資金」の目安は6〜12カ月ほどの期間を見ておけば十分でしょう。

「開業資金」について詳細に見ていくと以下のようになります。

【設備資金】
・物件取得費用
・内装費用(カウンター、看板サイン工事、カーテン含む)
・備品購入費用(ベッド、消耗品、棚など)
・医療機器購入費用(リースの場合あり)

【運転資金】
・人件費
・家賃
・消耗品購入費
・水道光熱費
・通信費
・福利厚生費

「開業資金」は、整骨院の規模にもよりますが、500〜1.300万円ほどが相場と言えます。

一人で施術する整骨院を開業するのであれば、「開業資金」を500~750万円の間で設定するのが望ましいでしょう。

そしてできることなら、現在の整骨院業界の状況を考えるとコンパクトな形で始めることをおススメします(『これからの整骨院経営の理想形はとにかく小さく』)。

>次のページ:整骨院の開業資金を実質0円にする方法は存在する