整骨院店舗を開業するために必要なモノと開業資金の創り方
整骨院店舗を開業するために最低限必要なものに関して具体的に記していきます。
施術者が1人の整骨院を例に挙げて見ていきましょう。
また、1日50名前後の治療ができるという前提で見ていきます。
では一気にリストアップしていきます。
・物件規模:8~10坪の長方形、または正方形の物件(欲を言えば1階)
・家賃:20〜25万円
・エリア:駅近5分以内
・造作:受付カウンター
・電機治療器:短時間で即効性の見込めるもの(ハイボルテージなど)
・備品:冷蔵庫、ホットパック、ベッド3床、パソコン関係、消耗品
たったこれだけです。
これ以上を始めから用意しようとするのは辞めましょう。
理想が色々あると言うのは理解できますが、それは後からでもできます。
では、次に開業費がいくらぐらい必要なのか見ていきましょう。
・物件取得費用:保証金100万円+初月家賃20万円=合計120万円(家賃20万円の場合)
・内装費用:100〜150万円前後
・医療機器:200万円前後(リースを組むことをお勧めします)
・ベッド:6万円(3床)
・パソコン関連:30万円前後
・他備品:30万円
・運転資金:30万円×6ヶ月=180万円
つまり、これらを合計すれば、開業費用は500万円前後になってくるはずです。
もちろん選ぶ立地にも多少前後しますが、500万以上かかってくるような所に初めからチャレンジするのはよっぽどの自信家か資産家でなければ厳しいでしょう。
しかし、逆に言えば500万円前後である程度は形になってしまうということです。
リースを組んだり、中古の医療機器でも問題ないので、まだまだ初期費用を抑えることはできます。
これからの整骨院業界を考えれば、できる限り「初期費用」を抑え、「利益」になるまでの期間を短くできるかが重要になってきます(『これからの整骨院業界の5年後を予測する』)。
整骨院店舗の「開業」から半年で1日の来院患者数を30名になるぐらいを目指し、「広告」や「マーケティング」を行いましょう。
この時点で初めて「受付スタッフ」を雇用し、半年~1年を目途に、1日の来院患者数を50名前後になるようにしましょう。
これらを間違いなく遂行できれば、5年間で粗利を1億円稼ぐくらいの整骨院は簡単に創ることができます。
これからは複数店舗を経営して売上を伸ばしていくビジネスモデルは衰退していきます。
1人の施術者でどれだけ多くの患者を施術し、劇的な変化を生み出していけるかがポイントです。
施術時間は5~10分を目指しましょう。
整骨院業界は何かと悲しい話題の多い業界になってしまっていますが、小さくやればまだまだチャンスがある業界です。
開業資金も500万円ぐらいなら、手元資金がなくても開業する方法はあります。
具体的な方法が知りたい方はご相談ください。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
開業前の「柔道整復師」の方は場所を決めて面談をする形になります。
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