整骨院経営を続けなければいけない理由なんてどこにもない
私は整骨院経営をやって強烈に思ったことがあります。
それは
柔道整復師や鍼灸師の方は整骨院を経営するしか道がないと思っていること
です。
少なくとも既に経営している人にとっては、如何に繁栄させ続けるか・・・だけを集中して考え続けています。
「集中」と言えば聞こえは良いですが、むしろ「固執してしまっている」と言っても過言ではない状態になっています。
つまりは
整骨院経営者の大半は視野が狭くなっている
ことです。
私は整骨院経営をする以前、野球を職業として7年ほどプレーしました。
プロ野球選手にまではなれませんでしたが、社会人野球として都市対抗で全国優勝を経験することができました。
しかし在籍していた7年間は常に怪我や故障に悩まされ続けていました。
当時は、小さな頃から夢だったプロ野球選手になりたい・・・という気持ちより野球をすることが嫌でたまらなかったことを覚えています。
毎日、肩の状態を気にしながらの7年間はまったく面白いものではありませんでした。
しかしそれでも野球を辞められなかったのは「野球以外の人生は考えられなかったから」に他なりません。
それまで本当に野球以外やってこなかったので仕方ないことなのかもしれません。
野球を辞めた後は、柔道整復師と鍼灸師の資格を取得し、最終的には整骨院を3店舗経営することになりました。
売上や利益は順調に伸びていったものの、自身で同じ「野球肩で悩む野球選手を一人でも多く減らしたい」という思いからはどんどん遠ざかっていきました。
そんなことは今から考えれば当たり前で、整骨院経営はスポーツ選手ばかりやっていればいいわけではなく、毎月の資金繰りが頭から離れることはありません。
スタッフへの給与の支払いは大丈夫なのか、家賃は支払えるのか・・・といったこを日々考えながら送るようになり、スタッフの退職問題や新スタッフの採用も同時に考えなくてはいけません。
気が休まる日など一日も存在しません。
そこで売上や利益が事業として成功しても、自分の思い描くようなことができなければ安心などできないことを学びました。
そこで方向転換です。
当時経営していた整骨院を3店舗ともに事業売却(M&A)し、そこで得た利益をもとに他業種へと参入しました。
自分が思い描く人生を歩むには、
単価の大きな業種へ移行し、自分が動ける時間を確保しなければならない
と考えたからです。
反対に言えば、整骨院と言う業界は単価が低く、時間をコントロールするのが難しい業界だということです。
その後は数社の会社を立ち上げ、メディアサイトを複数管理しながら、他社の経営幹部に名を連ねるようにもなりました。
そして現在は整骨院経営コンサルタントとしても活動できています。
そして今思えることは
整骨院を続けなければいけない理由なんてどこにもない
ということです。
これは決して柔道整復師としての活動が嫌いなわけではありません。
仕事としてはとても大好きで楽しく意義のある仕事だと感じています。
しかし、それを実現する形が何も「整骨院経営」である必要はありません。
今や様々な形でビジネスを形成することができるため、「整骨院経営」のカタチに固執する必要は全くありません。
「整骨院経営」が好きな人もいるので、そんな方を否定する気は毛頭ありませんが、同じように日々の整骨院経営で悩みを抱き続けている人はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方にはいくらでも解決する方法を提案することができます。
自分と同じような立場の人を一人でも多く救えるようにと願い整骨院経営コンサルタントの道を選びました。
整骨院経営の悩みを解決するヒントは大半が整骨院業界の外にあります。
それに気づくためには整骨院業界を外からの視点で眺められなければなりません。
今、あなたは整骨院を経営していてどんなことに悩んでいますか?
恐らくその悩みは既に、この「整骨院経営.com」の中で解決策を紹介したものばかりです。
そしてその解決策は「整骨院経営を続けなければならない理由なんてどこにもない」と思えるところから始まります。
一度でいいので「整骨院経営」という枠から外れて考えてみましょう。
具体的な悩みを解決したいと言う方は弊社までご相談ください。
弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
開業前の方は都合の良い場所を調整し、面談をする形をとります。
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