整骨院店舗を事業売却(M&A)することに踏み切れない方へ
整骨院を「事業売却(M&A)」したいけど、なかなか踏み切れないという人の相談を良くうけます。
事業売却(M&A)の有用性は理解できても、それ以外の不安の種があるため、簡単に踏み切ることはできません。
そんな時の最大の悩み一つは、
事業売却(M&A)後に定期的な収入がなくなる
ということです。
確かに一時的なキャッシュを得たとしても、整骨院経営しかやっていない人であれば、翌月から定期的な収入がなくなることになります。
しかし、これはあくまで考え方の問題です。
人間は、「環境を変える」、「新しいことを始める」、「新しいものを受け入れる」、などといった「変化」に対して、「恐怖」を感じる生き物です。
知らなければ知らないほど、ハードルが高ければ高いほど、未経験であればあるほど、行動することができなくなっていきます。
そのため「事業売却(M&A)」をしたことがない「柔道整復師」が「事業売却(M&A)」を決断することは大きな恐怖を抱いてしまいます。
「事業売却(M&A)をしたあとはどうなるのか?」、「事業売却(M&A)後に何らかの保証はあるのか?」といった恐怖が常につきまといます。
その「恐怖」と闘うくらいなら、今のままでも特に居心地が悪いわけではないからそのままでいいや・・・と思っている人が大半でしょう。
しかし、変化の恐怖に負けていると夢はかないません。
「自分が何を理想に生きてきたか?」、「何を理想にしていきたいのか」という答えは既に自分自身にあるはずです。
その理想に反して今を生きていくことはかなり「不健康」な状態です。
その不健康を脱出するためには、今を変えて行く勇気が必要です。
「五十肩」の患者を保険を使わず診ている整骨院は全国にいくつあるでしょう。
「肩こり」、「腰痛」の患者を断る、もしくは「自費」で診ている整骨院は全国にいくつあるでしょう。
1%もないのではないでしょうか。
そのほとんどは保険内の治療を適応させているはずです。
整骨院業界は「不正」と「不正まがい」をベースにしなければ経営していくことができない業界になっています。
そんな業界で柔道整復師としての夢は叶えられません。
夢を叶えるためには、どうしても事業売却(M&A)へ踏み切る勇気が必要です。