不正が当たり前の業界で働きたい人間なんていない
整骨院を辞めた従業員や、トレーナーなどから、整骨院では働きたくないというような柔道整復師がたくさんいます。
そんな方と話す機会が沢山ある私ですが、みなさんがそろって口に出すことがあります。
それは、
「不正のやり方が尋常じゃない」
ということです。
私も業界にいた人間なので、知らないという事実ではありません。
私も五十肩などの患者の症状名を「肩関節捻挫」としてやらざるおえなかったことなど多々ありました。
これぐらいのハナシであれば、まだまだかわいい範囲だということも理解でき、グレーゾーンだとは思います。
しかし、「名前だけ書きに来る患者がいる」とか「一銭も払わない患者がいる」、「来ていないのに毎日きたことになっている・・・」などといった事実も存在します。
そんな不正の片棒を担がされることを嫌い「整骨院勤務はしたくない」、と離れていく柔道整復師が沢山いることは事実です。
さらに、こういった悩みを抱えるのは決まって、これからの可能性を秘めた若年層の柔道整復師です。
このような悩みの解決、サポートとなるための情報メディアとして「整骨院経営.com」は存在しています。
不正の片棒を担がされるような業界で働きたいと思うような人間はいません。
なぜ不正がなくならないのか
整骨院業界に不正がはびこり続ける理由は、「不正をすることに慣れてしまう」、「不正が当たり前のマインドになっている」、「不正を辞められないマインド」というのが大きな要因になっています。
つまり、業界自体が不正体質をもってしまっているということです。
では、どのようにしてこの不正を正していくことができるのでしょうか。
一定層は改善の余地がないと見放して改善の余地があることろだけを正していくような方法がいいのか?
若い世代に保険を使わないような方法で生活ができるような手段を伝えていけばいいのか?
確かに間違いではないでしょう。
しかし、整骨院業界全体となると、なかなか効果を示すようなものは存在しません。
いずれにせよ、毎年数千人規模で柔道整復師や鍼灸師が生まれ世に排出されていく時に、この「不正」の汁を吸わせてはいけないと思います。
この甘い蜜を吸わせることで、負の連鎖が止められなくなるのは紛れもない事実だからです。
柔道整復師の、不正の問題は一般的化されているような印象を持つのは我々だけではなく一般の患者となりうる層まで広がっています。
国全体でこの不正に対して締め付けが強くなってしまった日には、「柔道整復師」の存在自体が危ぶまれる可能性もあります。
そしてその日は刻一刻と近づいているのも事実でしょう。
不正など行わなくても整骨院を続ける方法があります。
不正など行わくても柔道整復師として夢をもった活動は行えます。
柔道整復師の名前を守ろうとしている方々も沢山いるので、ぜひ健全化できるように「整骨院経営.com」でも訴え続けていきたいと思います。
現状を打破したいと考える「柔道整復師」の方々の相談にはいくらでものるので、ぜひ弊社LINEアカウントまでご連絡ください。