完全自費型の整骨院を創るなら月商は最低でも300万円
完全自費型の整骨院を経営するメリットは、
保険内での治療という費用対効果の悪い施術ではなく、費用対効果の良い施術を提供しながらも、経費を最低限にできること
です。
分かりやすい所で言えば、自費で成り立つのであれば、「電療」や「罨法」といった保険点数を稼ぐ必要はないため、物理療法機器さえ導入する必要がありません。
当然ながら、高額な設備機器を、リースを活用し経費扱いにしたり、ローンを組んで減価償却することで経費扱いにするという考え方もありますが、経営のことを考えれば現金を残しておく方が楽なので無理をする必要はありません。
つまり、完全自費型の整骨院を経営するならば
毎月の売上を確保しつつ経費を削減し利益を最大化する方法を考えること
が大切です。
さらに、税金対策は行った上で、税金は適切に支払い、現金が残る仕組みを創り上げることです。
少し抽象的な話になってしまっていますが、ここまでの仕組みを作り上げることができれば、
完全自費型の整骨院は施術者一人体制でも月商300万円を売り上げることは可能
です。
保険内の治療では単価が決まってしまうため、施術者一人で月商300万円は現実的ではありません。
そんな売上を達成できてしまうのが完全自費型の整骨院なので、せっかく経営するなら月商300万円ぐらいは目指すべきでしょう。
月に20日間の稼働と考えれば、1日15万円の売り上げを達成すればいいわけです。
その15万円の売上をいかに分散するかを考えればいいわけです。
単価1万円で15人呼ぶのか、単価3万円で5人呼ぶのか、その単価に合わせた施術をしていれば問題はありません。
これからの整骨院経営は、顧客層の選定とそのターゲットへのマーケティング方法やアプローチ方法をいかに考えるかです。
当然ながらそのベースは確かな技術力であることに間違いはありません。
そういう意味では近々、柔道整復師と呼ばれる人の本来の在るべき形に戻っていくことになるでしょう。
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