整骨院経営における治療方法なんて何でも良い。

整骨院経営における治療方法なんて何でも良い。

私はこの三年の間、整骨院向けの経営コンサルティングを行ってきて様々な気づきを得ています。

さらなる新技術や経営と何なのか、整骨院業界全体の流れなど様々な情報が集まるようになってきました。

そこに、私自身も元々は整骨院を3店舗運営した経営者だったので、自身の経験と照らし合わせ、有益な情報だけを抽出して整骨院経営.comではお伝えしています。

そんな中で、ある一つの真理を得ました。

それは、

治療方法なんて結局はどんなアプローチでも構わない

ということです。

こんな言い方をすると語弊があるかもしれませんが、効果のない治療でも構わないと言っているわけではありません。

むしろ、

効果のある練習はアプローチが違うだけで根本的な部分は同じであるから

治療方法は何でも構わないという意味です。

これは、有名な治療家から、神業的に患者の痛みをとっていく先生との出会いから、情報交換をしてきた中で気づいたことです。

まず第一に、そんな治療家の先生が「目指すもの」が同じです。

それは、

患者一人一人に対しての想いが一直線で、自分の技術によってどこまで改善することができるか、何をしてあげられるかと常に考えていること

です。

こういった類の話は口にしている人を良く見かけますが、その次元が全く違います。

彼らはある意味で、自分には今まで治せない不調や痛みと出会うことを心待ちにしている面さえあります。

目の前に難題が出てきた時にワクワクさえしています。

それは自己顕示欲が強いわけではなく、最終的にどこへ行っても治らなかった患者の顔が明るくなって帰っていく姿を見ることをモチベーションにしています。

また、彼らと話しているといつも行き着く答えがあります。

それは

人の体とはどこに不調が起ころうとも、本当の原因の数はさほど多くはないということ

です。

それらの原因を取り除くために、鍼を使おうが、灸を使おうが、手技を使おうが、気功を使おうが関係ありません。

手段はあくまで、患者と施術者の間で情報をキャッチボールするためのツールであり、多くの不調を取り除いていくのは、意識レベルや肉体レベルでの情報交換の中でのやりとりを改善していくことです。

そしてそれらの手段は治療家一人一人の特徴があるため、その人に適した手段をとれば本質的な所は変わりません。

あくまで本質は、

患者の不調を治すための気持ちを治療家ごとにあった方法で伝え、体の反応を待って経過を観察し続けていくこと

です。

あくまで治療方法は「合う」、「合わない」が存在して当然だということです。