整骨院の経営難から回復するために必要なこと

整骨院の経営難から回復するために必要なこと

整骨院業界が転換期に差し掛かり、経営難が続いている整骨院が増加の一途を絶えません。

それを証拠に整骨院経営.comにも売却の依頼が続いています。

しかし、その経営の中身を見ていくと実質赤字の店舗ばかりで売却しても二束三文の状態の整骨院ばかりです。

では、そんな経営難に陥ってしまっている時にV字回復を図るためにはどのようなことが必要なのでしょうか。

一番初めに大切なことは、

整骨院業界は大きなV字回復ができるような業界ではないこと

を理解する必要があります。

整骨院というビジネス形態は、店舗型ビジネスの典型なので、売上が上昇する時も下降する時も安定的に推移します。

そのため、上がっている時は安定的に上昇させることができる反面、一度歯車がかみ合わなくなると回復させることも困難になります。

そのため、基本的には山場を迎える前に事業売却(M&A)できる状態を整えて、新たな業態を創り上げる動きをするべきです(『整骨院経営の事業売却(M&A)は終わりではなく始まり』)。

ましてや売上が下がってきた時に、運転資金などの目的で借入を起こし事業継続させるようなことは危険な業界です。

努力をして下がり始めた売上は抜本的な変化がなければ、ほぼ回復することのない業界だと理解しなければなりません。

新規事業への借入ならまだしも、衰退している事業の運転資金への借入ほど危険なものはありません。

と、ここまでかなり後ろ向きな意見ばかり記してきましたが、結論を言ってしまえば、整骨院経営で売上が減少し始めたら回復はほぼしない・・・と言っても過言ではないということです。

それぐらい整骨院経営のV字回復は困難です。

そのため、

整骨院経営をしていくのであれば時代の流れを読み常にアンテナをはって次のアクションを行い続ける必要がある

ということです。

一時的な回復は外部の力を借りれば数字上は作り上げることができるでしょう。

しかし、そんなことは焼け石に水に近く長続きすることはありません。

整骨院経営の根本的な部分は今まで続けてきていたのであれば簡単には変わりません。

売上が目に見えて減少し始めたのであれば、それは地域の市場に必要とされなくなってきた証です。

いくら一人の患者があなたの整骨院を大切に思ってくれたとしても、多くの患者に来院してもらえなければ経営が成り立つことはありません。

売上の限界地点が見えてきたら、あなたの役割はそこまでだったと認め、次のステージへと上がる準備をしましょう。

現時点で利益幅が確保できている人は事業売却(M&A)することをおススメします(『整骨院経営で成功している人ほど事業売却(M&A)をする』)。

事業売却(M&A)できる状態にない人は弊社のコンサルティングを受けて頂き、一時的に売上を作り事業売却(M&A)できる状態を共に作りましょう(『【事業売却/開業支援/売上向上】整骨院店舗の経営コンサルティングなら「整骨院経営.com」まで』)。

具体的な進め方については弊社までご連絡ください。

弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。

弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。

開業前の方は都合の良い場所を調整し、面談をする形をとります。

初回無料コンサルティングを受けたい方はコチラの問合せ窓口まで。