大半の整骨院経営者は経営者とは言えない
経営者の第一歩は、経営を足し算と引き算で考えることです。
整骨院経営でもそれは同じです。
経営者の大半は、経営について学ぶ前に経営を始めるのが定番です。
経営を始め、難題が訪れる度にクリアしていく中で、自分の経営力となり、様々な不測の事態への対応能力が高まっていきます。
むしろ、経営を始める前に本当の意味で経営を勉強し尽くしたとしたら、恐怖のあまり腰が引けてしまい経営をやる気が起きない人がほとんどでしょう。
また、経営の成功の要因に「勢い」も大切なことは間違いないので、何も勉強せずに始めた人を否定しているわけではありません。
何が言いたいのかと言うと
整骨院の施術者として成功することと経営が成功することは別物だ
ということです。
整骨院経営.comをご覧になっているということは、柔道整復師としての勉強はしっかりとやってきた人ばかりでしょう。
しかし、
経営も勉強しなければ整骨院の経営が成り立たない
ということを理解しなければなりません。
そして大半が経営を経営している中から学んでいくことを考えれば、開業した後に「経営」について学ぶ機会を作らなければなりません。
整骨院経営者の大半は柔道整復師です。
柔道整復師は職人気質の人が大半です。
しかし、整骨院を経営しているのなら職人気質だけでは成り立ちません。
もしあなたが開業した後であるならば、あなたに必要なのは技術よりも経営能力です(『整骨院経営に技術は必要ありません。』)。
経営を勉強すればするほど恐怖が大きくなっていきます。
しかし、その中で成功する人物は恐怖を知った上で一歩踏み出せる人間です。
今からでも遅くないので経営について学ぶ時間を作りましょう。
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