本気で整骨院経営を続けたければ足し算と引き算を理解せよ

本気で整骨院経営を続けたければ足し算と引き算を理解せよ

では、経営の第一歩が足し算と引き算であることを理解しましょう。

経営は、売上から必要経費を差し引いて、その残りが利益となります。

ここまでは誰でも計算できると思います。

しかし問題なのは、

大半の整骨院経営者がこの利益から引くものがあるということを知っているようで知らない、または知っているけれどもその通りにはできないという現実があること

現実です。

簡単に言えば

「売上―経費」で算出された利益はすべて使えるものではないということを理解しなければならない

ということです。

理解とは知っているだけでは不十分です。

実際に行動できてこそ「理解」と言えます。

では、具体的に利益から何がマイナスされるのでしょうか。

具体的に言えば、税金や借入の返済金(元本)でしょう。

借入の利息は経費扱いになりますが、元本は経費扱いされません。

そのため、この2つの税金と、返済額を把握せずに、利益を使い込んでしまうと、キャッシュフローが悪化し、いくら売上が黒字でも倒産する日がやってきます。

潰れてしまう多くの整骨院は、ここまでの足し算と引き算ができていないケースが大半です。

もちろん事業形態が個人事業主であれ、法人であれ変わりません。

個人経営者であれ、売上から(本来の)経費を差し引いて整骨院を経営しなければなりません。

とはいえ難しくて計算をしたくない・・・という人はシンプルに考えましょう。

営業していて生まれた利益の半分は税金として別の場所にストックしておきましょう。

そして残ったお金の中から返済や自由に使うお金として使用すれば経営は安定し、上向いていくことでしょう。

経営は税金を納めるために行っているといっても過言ではありません。

税金を納めるサイクルを適切に作れば、経営が安定することは間違いありません。

ちなみに「売上―経費」によって生まれる「利益」のことを「営業利益」と言い、経営者が大切にしなければならない本来の利益のことを「純利益(最終利益)」と言います。

小さな問題を放っておいたり避けていても、必ず後になって別の大きな問題となって返ってきます。

目の前の問題は一つ一つ解決していくしか経営に正解はありません。

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弊社は「事業売却(M&A)」から「売上アップ」、「スタッフ教育」、「開業支援」まで整骨院経営に関して一気通貫してコンサルティングを行っております。

弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い現在の整骨院専門のコンサルタントとして活躍しています。

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