あなたの整骨院経営の将来に安心がありますか?
「整骨院に勤務する」ということはどのようなことを意味するのでしょうか。
一口に「整骨院に勤務する」といっても様々な整骨院が世の中には存在しています。
個人経営の「整骨院」、会社経営だけれど小規模な「整骨院」、数十から数百店舗を保有する大手「整骨院企業」など形は様々です。
しかし、本質的なことを考えれば、どんな整骨院で働くにしても同じです。
それは
上場企業クラスでない限りいつ倒産してもおかしくないのが今の時代
だということです(上場してても安心はできませんが)。
それは、一昔前にある自動車メーカーのリコール問題がメディアを騒がせていたことも考えれば、いつ倒産が自分の身に振るかかるか分かりません。
リコール費用は数千億~1兆円規模とも言われています。
しかも、東証一部上場企業です。
働いている社員の方々が、突然このような事態に巻き込まれるとは思ってもいなかったことでしょう。
自動車メーカーは販売店とは別会社なので、メーカーは残っても受注が激減した販売会社は致命的となっているはずです。
リコールの回収と修理は「販売会社」が行います。
メーカーは部品提供しか行いません。
受注は減る一方で、業務は激務になります。
誰もが何の生産性もない、やってられない状況へと追いやられています。
リストラや廃業による退職も出てくるでしょう。
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