女性柔道整復師だからできる整骨院経営の在り方
整骨院業界の衰退が始まり、一店舗当たりの整骨院店舗の売上が目に見えて落ちてきました。
そのため、元々横行していた不正がさらに増加し、架空請求・不正請求などの手口を考える人が後を絶ちません。
さらに国の療養費の予算を削減する方向性が強まり、メディアによる、不正の露呈が強まり、逮捕者数も年々増加しています。
その結果、患者である一般人に対しても整骨院業界の実情が知れ渡り、柔道整復師の信用は落ちる一方です。
暗いニュースで埋め尽くされている整骨院業界ですが、何も可能性がないわけではありません。
とくに
女性柔道整復師にとっては無限の可能性を秘めた業界
です。
柔道整復師といえば、「男性」というイメージが強い資格ですがが、ここ数年で女性柔道整復師の数は何倍にも膨れ上がっています。
これは、将来的な不安から、手に職をつけて、自分自身でいきていくという女性の考え方が増えていることを示唆しています。
そういった意味では「柔道整復師」は最適な資格で、さらに言えば整骨院業界は女性にとって開業のチャンスが溢れている業界だと言えます。
女性経営者による、女性患者に特化した整骨院はビジネスチャンスも社会性も大きく含んだ時代が来ています。
では、女性柔道整復師はどのような整骨院を創り上げればいいのでしょうか。
メインはやはり自費治療です。
保険で扱うのは、「肋骨骨折」、「顎関節脱臼」、「股関節捻挫」程度に絞りましょう。
その他の症状に関しては全て自費治療のメニューを作り、自費治療一本で勝負できるぐらいの整骨院を創りましょう。
そもそものベースに整骨院業界には女性特有の悩みが存在しています、
女性患者がいくら怪我をしているとはいえ、汗臭いごつい男性柔道整復師に体をベタベタ触られることは気持ちのいいものではありません。
大半の女性患者は、できることなら同性に、女性特有の悩みも含めて相談にのってもらいながら施術して欲しいと感じています。
そんな女性特有の悩みにフォーカスした施術内容を用意しましょう。
例えば、「骨盤調整」、「小顔矯正」、「ヒップアップ」といったものが代表的でしょう。
今の時代においてありきたりかもしれませんが、国家資格保有者がやっている店舗は限られているでしょう。
なかなか明るい話題のない整骨院業界の救世主は間違いなく女性柔道整復師しかいないでしょう。