整骨院スタッフのマネージメント-5月病対策
整骨院スタッフのマネージメントはどこの整骨院でも問題になってきているのでないでしょうか。
3月も国家試験が終了し、続々と新たな「柔道整復師」や、「鍼灸師」が生まれてきます。
手続きも早々に済ませ、免許が手元に届き始めている頃ではないでしょうか。
そして、次には「就職」という話になってきます。
この就職した後には、どんな業界でも「5月病」という天敵が潜んでいます。
新卒の「柔道整復師」の先生方が夢を持って飛び込んだ整骨院業界が思い描いていたものと現実はどうしても異なってしまうものです。
大体は予想通りにはいきません。現実逃避したくなるようなことが立て続けにおこり、一回目の限界がくるのがちょうど5月連休ごろと言われています。
中には5月連休後には出勤してこない新卒の「柔道整復師」もいるようです。
気の早い話に思われるかもしれませんが、今から対策を行っていなければ、この5月病と闘うことはできません。
整骨院ができるマネージメントとは
まず大切なことは職場環境です。
スタッフが「一人の人間」として、扱われるような最低限の環境づくりは必須です。
そのほかにはイベントを企画したり、楽しいひと時の提供も効果的になってくるでしょう。
また研修や、「外傷」の助手に積極的につかせてあげるたり、「骨折」や「脱臼」の整復の助手をやらせてあげる、といった技術欲を積極的に満たしてあげることが大切です。
とはいえ、現場では患者様がもっとも最優先されることなので、新卒先生のことばかり気にしていては仕事になりません。
この塩梅を適切にすることこそが経営者の力量ではないでしょうか。
新卒採用の時期は4月ですが、約1ヶ月後の5月には退職者が続出してしまいます。
単純に教えていればいいというような昔の考え方は今の若手には通用しません。
刺さるような質問もしてくるかもしれません。
それに対して納得のいく回答をしてあげることが重要です。
放っておけば育つと思っているのであれば、それは間違いです。
そんな考え方をするのであれば、人を雇ってはいけません。
この大切な時期をしっかり準備をして難なく突破しましょうね。