整骨院経営者は整骨院の価値を知らなければならない
整骨院経営者からの売却に関する問い合わせ殺到しています。
しかし、その内容を見ていくと大半の経営者が誤解してしまっていることがあります。
それは
「電気療法機器」、「ベット」等の「備品」はまったくお金にはならない
ということです。
備品などで売却額を上げようという考え方はナンセンスです。
この考え方の内は、「居抜き」的な発想が頭から抜け出しておらず、「事業売却(M&A)」との違いを理解できていない部分です。
整骨院という事業を考えた時の「価値」は何なのか考えてみましょう。
すると、整骨院を売却する時に売却益を上げるために必要な「価値」が何なのか見えてきます。
整骨院の価値とは、
毎月生み出している「利益」
のことを指します。
間違っても売上ではありません。
利益こそが、整骨院店舗の価値です。
つまり、赤字の整骨院はまず売れません。
売れたとしても、0円はかわいそうだから、備品分の30万円つけとこうかというぐらいです。
買う側も赤字の整骨院を買い取った時にすぐマイナスが発生する可能性が高いため、そんな整骨院店舗を買うことは普通はありません。
整骨院の価値とは、「売上」から「経費」を引いた「利益」です。
「医療機器」が「新品」だからとか、そういったものは関係ありません。
少しでも使った時点で中古なので価値があがるわけもありません。
そのため、赤字の整骨院は、まずは黒字に、黒字の整骨院はさらに「売上」を伸ばすような努力をしなければ「売却」によって整骨院を辞める時に困ることになります。
ここで記した「価値」とは、あくまで「売却」を想定した場合での「価値」であって、社会的な価値の話ではないことをあしからず。
整骨院を大きなメリットが生み出される状態で売却したい人はコチラの記事をご覧ください(『整骨院経営の悩みを事業売却(M&A)が解決する』)。
また、御社の状況に合わせた具体的な方法を知りたい方は弊社までご相談ください。
弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
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