柔道整復師がやるべきことは「慰安」か「治療」か。
整骨院業界が、「治療」する場所から「慰安」の場所に変わり始めて20年近く経つでしょうか。
整形外科が、まだそれほど街に存在しなかった時代に、整骨院業界は、「骨折」、「脱臼」、「捻挫」、「打撲」、「挫傷」の「応急処置」や、その後の「後療法」を担っていました。
現在では「整形外科」で、手術をしてしまうような怪我に関しても、「保存療法」で治していく時代がありました。
しかし、「整形外科」が増加するにつれて、整骨院業界にはそういった職人は徐々に減ってきています。
それにも関わらず、「整骨院」や「接骨院」、「鍼灸院」は増え続けており、時代に逆行してしまっているのが現状です。
現在では、「外傷」を負った「患者」は「整形外科」に大半が流れているため、整骨院の仕事は減ってきてしまっています。
そこに来て店舗数が増えてしまっているため、保険を適応させて「慢性疾患」を施術するようになり、「保険を使うことができるマッサージ屋」と認識されるようになっています。
これでは何のために「柔道整復師」になっているのか分からない状況です。
夢を抱えて3年以上の歳月と、国家試験をパスして取得した資格のプライドはどこに行ったのでしょうか。
「柔道整復師」という資格は「慰安目的」に作られた資格ではありません。
「リラクセーション」や「足ツボマッサージ」をするために資格は必要ありません。
また美容に関しても資格は必要ありません。
それにも関わらず、「柔道整復師」の大半が慰安目的のサービスを整骨院店舗で行ってしまっています。
そんな慰安目的の整骨院が増え続けても需要はありません。
もっと言えば厳密には不正しているため、いつ保険の適応枠が狭まるかも分かったものではありません。
現在の整骨院業界は首の皮一枚でつながっているような状況です。
そんな業界を生き抜いていくためには、可能な限り早く資格を超えた技術を身につけ、事業の方向転換を考える必要があります。
「保険を適応させるのは外傷のみでその他は自費で施術を行う」という本来の姿に立ち戻る時期に差し掛かっています。
その際の具体的な施術技術や、今後の方向性が分からないといった方はご相談ください。
「野球肩革命所メソッド」というスポーツ外傷に関わる施術法があります。
弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
開業前の方は都合の良い場所を調整し、面談をする形をとります。
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