患者に教えたい余命宣告の嘘

全国健康保険協会のデーターによると、日本人の2人に1人が癌にかかり3人に1人が、癌で死亡するという統計が取れているようです。
つまり

癌にかかる確率は50%で死亡する確率も33%以上

であるということです。

癌に罹患した方々の大半が医師より余命宣告を受けますが、それはとてもがっかりさせるもの、悲しませるものであります。
自分ばかりではなく、家族や関係者をも地獄に落とし込む宣告といっても過言ではないでしょう。

そんな余命宣告ではありますが、実は色々なことを調べたり、考えていくと、あまりあてにはならず、嘘とも捉えることができる宣告でもあることがよくわかります。

それはなぜなら、、、
余命宣告は、ある病気の

「生存期間中央値」

であることが大半で、

「その病気で亡くなる人が100人いた場合の50人目の人がなくなった時点」

を指すそうです。

つまり

半分以上死なない、半分はわからない

ということ。

さらにその余命を宣告する医師の心理を考えると、当然アンパイを伝えるわけですから「早く死にますよ」ということを伝えるはずです。
余命1年と伝えて、半年で亡くなれば、「おいおい」となるわけですから、短めに伝えて、長く生きてもらって「先生のおかげです」と言われた方が、それは気持ちがいいので、それを選択します。

これは

人間ですから仕方のない

ことです。
そんなつもりで医師の話を聞けると余裕もあるということでしょうね。
つまり余命宣告よりも大半は長く生きていける、そして外れることの方が多いということです。
ラッキーです。

癌になって医師から、もう直ぐ死ぬぞという宣告を受けたからといって、それは50%の数字ということです。
余命を宣告されても半分の確率ということですので、がっかりする前に、自分の生活習慣を見直す努力、その方法に活力を見出す方が人生明るいというものです。
気落ちせず、前向きに捉えていけることが早期治療の一番の特効薬かもしれません。