整骨院経営で不正なんてしたくない! ~若手の柔道整復師の心からの叫び~
近年、「柔道整復師」という国家資格取得者の大半は、就職は整形外科を選択する傾向にあるようです(某学校教諭談)。
その理由には
・社会的な信用が高い・勤務時間が短い・給与が整骨院よりは高い・不正をしたくない
という理由が大半を占めます。
この項目の中で驚くべきものがありませんか?
私は驚愕でした。
それは、
若手の柔道整復師は不正をしたくないと思っている
ということです。
これがわざわざ上がってくる業界というのは異常ではないでしょうか。
1970世代生まれから現代の世代は、学生の間に様々な整骨院で研修をする傾向があります。
その中で、「矛盾していること」や「不正の事実」に直面してしまっているようです。
その結果、国家資格を取得したら「整形外科」への勤務を希望することがあるようです。
確かに、整骨院は「月給が安く」、「拘束時間は長い」という雇用環境にあります。
週休2日制でもなければ、ボーナスもないという環境さえあり、あえて選択しない時代になってきたのかもしれません。
しかし、それでも整骨院の開業を夢見て、整骨院への就職をする「柔道整復師」もまだまだ存在します。
このような前向きな「柔道整復師」を雇うことができたら求人は成功といって良いでしょうね。
開業意思が強いので、いづれは離れていってしまうかもしれませんが、快く見送ってあげる気持ちぐらいの方が、スタッフは集まると思います。
ただ、そんなスタッフでも「不正」の片棒を担ぐ気はありません。
健全に経営してこそ、上記のようなスタッフが雇用できます。
比較的若手の「柔道整復師」は保険治療を行わず、完全自費型の治療院をで勝負する方々も沢山います。
その理由は「不正請求をしたくない」ことが最大の要因で、「不正請求せざるおえない状況になってしまう」ということも理解しているから選択しています。
今まで不正だらけだったこの業界も、こういった世代の台頭とともに生まれ変わっていきます。
とは言え、若さゆえに奇をてらいすぎた手法を用いてしまい、危うい経営をしてしまっているのも見かけます。
そのな人は、従来の整骨院の形でも適切に経営を進めれば十分に利益を生み出すことが可能です。
なんなら、5年間で粗利1億円を稼ぎ出す方法さえもあります(「10坪4床5年間で粗利1億円を稼ぐ整骨院の作り方」)。
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