整骨院経営を順調に行うために必要なこと
どんな事業であれ、経営を行っていればキャッシュフローが大切です。
どれだけ数字上の利益が生まれていても、キャッシュフローが滞り、キャッシュアウトが二期発生すれば即倒産です。
中でも整骨院経営はキャッシュフローを大切にしなければなりません。
なぜなら、
整骨院事業は保険請求をメインとした事業であるため入金のタイムラグが生まれるから
です。
整骨院事業は保険請求を申請してから入金までに4ヶ月という長いタイムラグがあります。
そのため、税金や借り入れの返済金額は入念に加味して考えなければなりません。
当然ながら、一度軌道に乗れば整骨院事業ほど安定しやすい業種はありませんが(『整骨院経営の売上を安定させるのが簡単な理由』)、軌道に乗るまではいくら売上があっても現金がない状態になります。
間違っても税金対策として経費を使い込む・・・なんてことは辞めましょう。
税金を経営の一部として許容し、無理な節税をしてしまえば、最終的には借入を行い、いづれキャッシュアウトを起こし、債務超過になれば倒産する・・・という良くある流れになってしまいます。
会社が5年ほどで倒産してしまうのは、税金のことを考えれば納得のいく話です。
そのため、法人であれ、個人事業主であれ経費を始めとしたキャッシュについて真剣に考えなければありません(『整骨院経営を助けてくれるのは現金』)。
経営に大切な数字は
売上、経費、税金、借金返済
の4つです。
これら4つのバランスを見ることが大切で、大半の人は売上のことを常に考えているので、成功する人と失敗する人の差は残りの3つを考えられているかです。
全てを解決するためには、
税金を適切に支払い、内部留保できるお金をストックしておくこと
です。
経営はこの言葉につきます。
不要な節税で痛い目を見ている経営者はたくさんいます。