整骨院経営の不正に対する改正案がでました。

整骨院経営の不正に対する改正案がでました。

整骨院業界の不正の是正に対して、「厚生省」が「学生」や「養成学校」に対して改革案を出してきました。

内容を見れば、大して効果を示すものではないものの、国の方針として懸念材料であることが分かります。

内容としては、「カリキュラムの単位を増やすこと」や「教員になるためのハードルを上げる」、「臨床実習の時間を明確にして設ける」などです。

本気で「不正」を是正するのであれば、実際に不正を行う整骨院に対しての「罰則強化」や「療養費対応の部位数を減らす」、「委任払いを中止し患者自身からの請求に変更する」といった抜本的なものでないと意味がないでしょう。

他にも患者に対しての指導の徹底も効果的でしょう。

患者自身が知らぬ間に不正の片棒を担がされていたということに気づけば、業界は変わらざるをえないでしょう。

不正問題に関しては、「整骨院」と「患者」の両者に対する改善策を見出さなければ、解決に時間のかかる問題です。

とはいえ、「不正」とは「不正」を呼ぶくらいなので、絶対にやってはいけません(『不正をするぐらいなら整骨院をやめましょう。』)。

整骨院業界の健全化に向けて動き出してきたことは確かでが、本気で国が動き出してしまっては大量の失業者を生み出してしまうため、現在は様子見といった形が今回の改正に対する「整骨院経営.com」としての見解です。

現在のようにダラダラと不正に対しての処理を長引かせている内に、保険治療に頼らなくても成り立っていくような整骨院経営の形を実現していきましょう(『これからの整骨院経営の理想形はこれだ!』)。