整骨院経営の終わり方を考えていますか?

整骨院経営の終わり方は4つだけ

整骨院経営の終わり方は4つの方法しかありません。

1.居抜き売却
2.事業売却(M&A)
3.事業継承
4..夜逃げ(笑)

できることなら終わり方は、その後によりスケールできるような方法を選ぶべきでしょう。

では、一つ一つ見ていきましょう。

整骨院店舗を居抜き売却で廃業する

「居抜き売却」は、「店舗」を「スケルトン」にする費用をかけたくない時に選択する人が多いでしょう。

ただし、そのための条件としては、「次に入居したい方がいて造作はそのままでいいという方がいる」、「整骨院を経営したいという人がいる」というような条件が必要になってきます。

「居抜き売却」では、管轄の保健所に「廃業届」を提出します。

そして、賃貸物件の大家さんとも解約の書類をかわし、保証金等の金銭的な部分のやりとりを行います。

最後に、次に入居される方と、造作部分や中の機材等の売買が約束されている場合は、金銭のやり取りを行い完了します。

と、さらっと記してきましたが、「居抜き売却」は思っている以上に大変です。

私も経験したことではありますが、この手間を考えると、「事業売却(M&A)」できる形に持って行く手間もそう変わらないように思います。

さらに最大のネックは「居抜き売却」は二束三文のような値段しか付きません。

そもそも立場的に足元を見られるのは当然ですが、中古になってしまった機械や造作に価値はないと思った方が良いです。

もしかするとあまりにも無知な「柔道整復師」が現れて高値で売れるかもしれませんが、そんな確率は望むようなものではないでしょう。

「居抜き」での廃業は首が回らなくなってしまった人以外は選択肢に入れるべきではありません。

>次のページ:整骨院店舗を事業売却(M&A)し廃業する