野球肩革命メソッド ~多くの治療家が野球肩を治せない根本的な原因

野球肩革命所メソッド ~多くの治療家が野球肩を治せない根本的な原因

野球選手の野球肩(肩関節の痛み)の大半は、肩関節の外転と外旋時に発生します。

その原因は、棘上筋と棘下筋にのどこかに、「炎症」もしくは「損傷」が発生していることが多く、なかでも大結節付近の「炎症」や「損傷」が多いためです。

私自身も野球肩を経験しています。

私の肩関節の痛みは「インターナルインピンジメント症候群」で、「ローテーターカフ」付着部の関節面側に剥離が発生していました。

損傷をした肩関節内部は、ささくれ状になっており、ツルツルな関節内とはかけ離れている状態で、色も赤く炎症していました。

ノースローを半年間しても炎症が収まらなかったため、投球再開しても痛みはひかないだろうと診断されました。

肩関節の外旋筋を収縮させた時に疼痛が発生し、また外転させた時に疼痛発生していました。

また投球時においては、外旋時(内旋筋収縮時)に痛みが発生していました。

当時はあまり理解できませんでしたが、今になると自身の体験より、野球肩の痛みが発生するポイントを理解することができます。

とここまでは理論的に理解をしている方もいらっしゃると思います。

しかし、それでも野球肩をなかなか治すことができる治療家はいません。

その理由には選手のある気持ちを理解できないことにあります。

野球選手の肩関節への痛み(野球肩)の訴え方にはいくつかパターンがあります。

それは、

・痛すぎてもう全く投球不可能
・痛みはあるが、徐々に遠投ができれば痛みは消失し、休むとまた痛む
・張りなのか痛みかわからない

といった3パターンです。

ただ、全ての選手に共通することがあります。

それは、

「ボールを離す瞬間に痛む」、「腕がしなった時に痛む」

というものです。

稀に「フォロースルーで痛い」という選手がいますが、「フォロースルーで痛い」という選手は感覚がややずれているという印象を持った方がいいでしょう。

肩関節の違和感というのは痛みの手前に必ず出現します(『野球肩対策の新常識~ミドルペインショルダーとは』)。

そのため選手は治療後にその違和感をまず探そうとします。

その違和感があれば、ボールを投げればとてつもなく痛いことを感覚的に知っています。

違和感があると選手は不安になります。

不安は治療において最大の妨げです。

雑な言いかたをすれば、炎症が取り除けなかったとしても、この不安を取り除いてあげるだけで「痛み」を感じなくなる選手がいるほどです。

つまり、

初期段階で「違和感」及び「痛み」を取り除き、その後に根本的な治療に移行するというのが野球肩への基本的な対応策

ということになります。

ここは、野球肩を経験した治療家でないと容易には理解しにくいことかもしれません。

ただ、この基本的な対応策が野球肩の治療に大きく関わってきます。

選手の肩関節への違和感の気持ちを理解すれば、冒頭でも触れた通り、根本的な部分の治療を適切に行えば、8~9割の野球肩の痛みは改善することが可能です。

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弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内、1日平均来院数100人前後(施術者2名)にまで育て上げ3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い複数の事業を立ち上げながら整骨院専門の経営コンサルタントとして活動しています。

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