整骨院経営はビジネスよりボランティア要素が近い業界

整骨院経営はビジネス的な立ち位置が存在しない

整骨院経営を数年以上経営している人に聞きたいことがあります。

経営が年々厳しくなってきていませんか?

経営と漠然としたことを聞いてしまいましたが、恐らく大半の方がこの質問に「YES」と答えるのではないでしょうか。

10年以上も整骨院を経営している人からすれば、ほぼ100%の人が感じているはずです。

それもそのはずで、

整骨院経営というビジネスモデルは衰退していることは間違いない

事実です。

間違いなく、昔のモデルのままの整骨院事業は現代にマッチしていません。

整骨院の店舗数は飽和し、患者は整形外科に奪われ、競合となるリラクセーションサロン系の事業体まで現れ始めました。

さらには頼みの綱の保険制度さえ改変が繰り返され、実質使いモノにならない状態へと追い込まれつつあります(『療養費委任払い制度が使い物にならなくなる日は近い』)。

明らかに

ビジネスモデルにおける整骨院の立ち位置がぼやけている

のが現状です。

整骨院でなければできないことが一般人からの認識として不明確です。

ましてや働いている柔道整復師の方に聞いても確かな答えは返ってきません。

「国家資格」を取得していることは素晴らしい事実ですが、国家資格を持っていることと患者の悩みを解決できることは別問題です。

ましてや悩みを持っている患者が来ないことには商売として成り立ちません。

もはや整骨院というビジネスモデルは破綻しているといっても過言ではありません。

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