スポーツ系の障害は数値でOK、グラウンドで痛いが日常茶飯事
数値化して、現場復帰可能な可動域や筋力となっているという判断でも、結局、グラウンドでのプレーの中で痛みがなくなることはありませんでした。
また、肩も肘もあるポジションに持って行くと激痛が走る・・・といった具合に数値と現実とのギャップを日々感じていました。
どれだけ数値が改善されていると説明されても、医療現場での治療直後にも感覚的に分かる程、選手というのは身体の異常に気付いています。
さらに言えば、決まってやらされるシャドーピッチングの無意味さです。
シャドーはいくらやっても痛くないのですがボールを握ると痛いのです。
この痛みも適切に伝えるような言葉はありません。
シャドーピッチングと実際の投球は結局的なところ見た目は似ていても別物です。
スポーツ選手の例をとって説明していますが、これは一般人においても言えることです。
目の前の肩こりをとっても、いつまでも整骨院に通い続けなければいけない状態を保つというのは、商売として考えれば正しいのかもしれません。
しかし、本来の医療現場からはかけ離れているのではないでしょうか。
もっと言えば、私は商売として考えた際も正しくないと考えています。
実際、私は現場で患者と向き合う際に、二度と通院しなくてもよくなるための施術を心がけています。
その結果、完治されて通院されなくなる患者もたくさんいらっしゃいましたが、ご紹介して頂けることがそれ以上に増え、経営状態はどんどんよくなっていきました。