整骨院経営者ができることは目の前の患者だけ
自分の目の前の患者とはしっかりと向き合えて治療が行っていくことができていたのですが、それでも違和感が消えませんでした。
それは、自分が医療の現場に立てば、それらの痛みを分かってあげることができても、多くの医療現場では、痛みも理解できない医療従事者が患者の診察を続けていたからです。
そしてその現実のため、選手生命を終わらせていく選手がたくさんいることです。患者は違和感を抱えたまま、競技や日常生活を続けています。
この医療現場と患者の生活における壁を埋める方法というのは難問でした。
いろいろ模索はしてきたのですが、なかなか答えは見つかりません。
悶々としながらも、結局は整骨院を3店舗経営するまでになりましたが、違和感は増すばかりでした。
自分のやりたい仕事のスタイルを追求したとき、現実と理想のギャップに直面していたわけです。
自分はなぜ整骨院を経営しているのか、本当に自分が持てる力を発揮しきれているのか
悩み続ける毎日でした。