湿布を張り続けて経営している整骨院の終焉はもう間近
どうやら、まだ湿布を貼ったり、売ったりしている整骨院があるようですね。
一時期、そんな整骨院が流行ったことは誰もが知っているかもしれません。
しかし、
湿布は治癒を遅らせるもの
という認識は一般的な所となっています。
そもそも、整骨院は治療を行う所なのに湿布に頼っているとなると何をするところなのか分かりません。
全否定をするわけではありませんが、
消炎鎮痛剤を使う以上、血流の阻害が起きることは当然のこと
です。
血流の阻害が起こるということは、同時に回復も阻害しているということです。
それは修復物質も血流にのってやってくるから当然のことです。
私は
・「痛みが強烈で寝れない」
・「痛すぎて冷や汗が出る」
・「痛すぎて日常生活が困難」
といった状態の時にどうしても・・・という人の場合は許可しても、可能な限り貼らないように提言します。
それは前述したように、治癒を送らせてしまうからです。
あるキックボクサーが言った話ですが、
殴られたり蹴られたりして腫れが強く出ると熱めのお湯をかける
と言っていました。
打撲や捻挫は冷やしてしまうと、「治癒」が遅れ、慢性化してしまうのでパフォーマンスに響いてしまうという考え方です。
これは、まさにその通りです。
「アイシング」や「湿布」などは血流を乏しくし、神経的に敏感な部分を紛らわせているに過ぎません。
整骨院の在り方は患者様が本来求めている目的をサポートすること
患者からすれば、
痛みが和らぐことで「治る」という意識が芽生える
かもしれません。
しかし、実際は長引かせる行為になるため「通院」を続けざるを得なくなります。
これでは整骨院の在り方として本末転倒ではないでしょうか。
患者は治りたくて通院しているのに、治らなくなってるというのが現実です。
患者の中には、身体中に「湿布」をたくさん貼っている人を見かけます。
そんな方の体の特徴は、皮膚を含む皮下組織まで、変な硬さが残ってしまっています。
血流が乏しい状態を慢性的に引き起こしているため、組織が新しく生まれ変わりにくくなっていることを考えれば当然かもしれません。
さらには「乾燥肌」になり、「湿疹」が出た肌をしているのが良い例でしょう。
患者がそんな事態に陥らないためにも、湿布を貼ったり売ったりすることは辞めたいところですね。
公的機関が「薬には治癒の効果はない」と発表してしまったように薬は副作用しか生み出しません。
少しでも患者のことを思うのなら、適切な説明をした上で「湿布」などの使用を行わないように提言してあげましょう。
湿布以外であれば、一時的な血流改善にしかならないマッサージをするといった整骨院の現状も同様でしょう。
これからの整骨院は、自費治療で経営が成り立つぐらいの技術力を持っていないと生き残っていくことは難しい時代がやってきます。
とはいえ、少なくとも数年は保険治療をメインとした整骨院でも一定の売上を上げることができるでしょう。
まだ保険治療がメインであっても経営が成り立つ内に、何らかの対策を行っておく必要があります。
湿布を張り続けているような整骨院の終焉はもう間近です。
あなたはどのような将来の対策を行っているでしょうか?
整骨院経営.comが考えるこれからの整骨院業界の施策のキーワードは「事業売却(M&A)」と「完全自費型の治療院」です。
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弊社のコンサルタントである大竹一彰は、柔道整復師の国家資格取得後3か月で整骨院を開業し、わずか2年で単店舗当たりの売上全国1%以内にまで育て上げ3店舗の運営をった後、事業売却(M&A)を行い現在の整骨院専門のコンサルタントとして活躍しています。
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