整骨院経営の終わり方は3つだけ~次につながる廃業方法

整骨院経営を居抜きで売却し廃業する

「居抜き」での売却は「店舗」を「スケルトン」にする費用をかけたくない経営者が選択する傾向にある廃業方法でしょう。

ただし、「居抜き売却」を実現するためには大きな条件があります。

それは、

「次に入居したい方がいて造作はそのままでいいという方がいる」

という条件でしょう。

それ以外の場合は、売却益が100万を超えるようなことはないでしょう。

仮にあったとしたら相手が無知な場合に限られます。

さらに言えば、動き始めてから思い通りに落ち着くまでに期間を要することになるでしょう。

「居抜き売却」では管轄の保健所に「廃業届」を提出しなければなりません。

そして、賃貸物件の大家さんとも解約の書類をかわし、保証金等の金銭的な部分のやりとりを行います。

最後に、次に入居される方と、造作部分や中の機材等の売買が約束されている場合は、金銭のやり取りを行い完了します。

と、さらっと記してきましたが、「居抜き売却」は思っている以上に大変です。

私も経験したことではありますが、これらの手間を考えると、「事業売却(M&A)」できる形に持って行く手間もそう変わらないように思います。

その上で売却益が数十倍になるなら事業売却(M&A)一択ではないかと思います。

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