これからの整骨院経営には割り切る勇気が大切
では、どうすればこのような体質から抜け出すことができるのでしょうか。
まずは、根本的な考え方を変化させなければいけません。
それは、
整骨院の経営には技術なんて必要ないという考え方を持つこと
です。
これが第一歩です。
どこの整骨院も大半はマッサージ屋さんの延長線上のことしかやっていません。
今や「保険の使えるマッサージ屋さん」と患者から認識されているほどです。
そんな業界で戦うためには、技術力なんてなくても戦うことができます。
実際に私も柔道整復師の資格後3か月で開業しています。
そこから1日100人が来院する整骨院を創り上げ、5年間で7万人以上の施術に関わってきました。
そのため、整骨院経営に技術が必要ないことは身に染みて分かっています(『整骨院経営に技術は必要ありません。』)。
そのため、
整骨院経営は柔道整復師としての夢を叶えるための技術研鑽と資金調達のために行うと割り切ること
が大切です。
整骨院経営は昨今では珍しく、小さく始めて当たり前のことを真面目にコツコツやればそこそこ安定した収益を上げることができる業界です(『整骨院経営の売上を安定させるのが簡単な理由』)。
そこそこ安定させることができれば、事業売却(M&A)を行い、まとまった資金を得た後に技術力を存分に発揮した治療院を創れば柔道整復師としての夢がかないます。
事業売却(M&A)の話は本題とそれるため、別の記事で学んでください(『整骨院の経営を始めるなら事業売却(M&A)がおススメ』)。