整骨院経営の数字を税理士に任せると潰れます。
数年前に、とある会社の社長さんから言われた一言があります。
それは、
うちの会社は有名な税理士さんに数字の管理を任せているから安心なんだ。経営が傾いた時はすぐに指摘してくれるから対策をうてるんだ。
というものです。
私はこの時ある確信がありました。
それは、
数年後にこの会社はつぶれるな
というものです。
まさしく、その会社が先日潰れてしまいました。
本日は、なかなかパンチのあるタイトルをつけてしまいましたが、これは本当の話です。
それは
世の税理士の約95%は会社経営のことを分からないから
です。
整骨院を経営するのは、一般的な企業を経営するよりも難しいと考えています。
なぜなら
技術も磨きながら、経営のことを同時に考えるという二足の草鞋を履いたような状態だからです。
経営的に考えれば、まったく不必要な技術があっても、目の前に患者がいれば対応しなければいけないのが柔道整復師です。
そのため一般論で語られてしまうケースが多い税理士さんや公認会計士さんからすると整骨院経営は特殊すぎて、仮にその一般論に当てはめてしまうと簡単に潰れてしまいます。
それにも関わらず、整骨院業界の多くの経営者は税理士さんに売上や経費の管理を任せています。
税理士とは読んで字の如く「税務」のプロを指しています。
現在の売上と経費のバランスを見た上で、利益額を算定し、税金の金額を算出します。
そんな際の適切な節税方法をたくさん知っていることで税理士の優劣がつきます。
減価償却などの細かい利率も理解しています。
しかし、あくまでここまでの話です。
経営者は、来期の事業展開や雇用、仕入れ、生産性といった事業を持続し、拡大していくことを考えなければいけません。
そんな時に「税金」というものは、あくまでひとつの参考にするべき事項でしかありません。
それにも関わらず「節税」のことだけを考えて数字を管理すると100%の確率で倒産します。
借り入れをして債務超過に陥るのがオチです。
会社経営はある意味では不合理に見える部分に未来のビジョンがあります。
普通の人が見た時に無駄だと感じるところにビジネスのタネが転がっています。
そんな所を全て合理化しシャットダウンしてしまった日には、売上が伸びていたとしても衰退がはじまっていると考えても良いでしょう。
あくまで税理士は税務処理上のプロフェッショナルであって、数字の管理を任していれば経営が安定的に成長していくわけではありません。
数字上だけで分からないことはたくさん存在します。
とはいえ、整骨院経営をした立場の人間から、税務の数字を見れば現場が見えてきます。
そして、その数字から経営者が何を考え、どのような方向性に進んでいこうとしているのか見えてきます。
税理士には絶対に現場のことは見えてきません。
そんな人に会社の数字を預けることがいかに危険であるのかご理解いただけるでしょうか。
もし任せるのであれば、整骨院経営者の税理士さんなら分かりますが、そんな人が日本に何人いるのでしょうか。
現在の整骨院の数字のバランスがどうなっているか不安になってきた人は弊社までご相談ください。
ストレートにお伝えしてしまうので、不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで一つの基準として考えてもらえると良いのではないかと思います。
弊社への問合せの流れとしては、実際の店舗を見なければどうしても具体的には申し上げにくいことから、まずは初回無料コンサルティングを受けることをおススメします(別途:交通費が発生します【東京都内は無料】)。
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