女性の柔道整復師が整骨院の開業に向いている理由
これからの整骨院経営者は、女性の柔道整復師の割合が増えてくることは確実でしょう。
そもそも女性の柔道整復師が増えていることも考えれば必然かもしれません。
10年前に比べると、柔道整復師の女性の割合は2割も増えています。
これから先もさらに伸びることが予想されます。
さらに女性の柔道整復師は、現在の市場性を考えればかなり優位な存在です。
その最大のポイントは
女性にしか分からないことは女性の柔道整復師にしか分からないから
です。
何を当たり前のことを・・・と思われたかもしれませんが、むしろ今までその当たり前が存在しなかったのが整骨院業界です。
さらに、専門学校のカリキュラムを3年間終え、その上で国家試験に合格し、医療系の知識の基盤ができていることが大きなポイントにもなります。
最近はやりの「アロマ」、「リフレクソロジー」、「エステ」といった民間的な資格を、その理論の良し悪し、デメリット、メリットを自分の力で判断できるようになります。
医療系の基盤がないままに民間資格を取得すると、その資格の良いところしか学ばない傾向にあります。
そのためリスクやデメリットの判断が曖昧になってしまいますが、柔整師の資格者であれば冷静な判断をすることができるでしょう。
セクハラ問題などで逮捕者が出てしまうような業界です。
女性患者は基本的には男性に触って欲しいとは思っていません。
そんな業界で、女性の気持ちを本質的に理解できる女性の柔道整復師の存在は貴重になっていきます。
今や初期費用もなく開業する手段すら存在する時代です(『整骨院経営者向け自己資金不要・返済不要の開業資金調達方法』)。
さらには男性だけに頼っていては生き抜くことができない時代にもなっています。
ぜひ自身で収入の基盤を作り上げる上でも女性として整骨院を開業しましょう。