あなたはこんなことを言っていませんか? ~治療家としてのプライド0発言~

あなたはこんなことを言っていませんか?

私が治療家として現場にたっている時、医療従事者にトンデモナイことをいう方々が存在していることに愕然としていました。

そして、それは今も同様に、様々な方面から話を聞きます。

特に、スポーツ外傷に関わる患者に対して以下のようなことを聞いていました。

・治らないのは患者が毎日来ないからという治療家
・スポーツ部の監督と癒着して本当は画像診断ができるほど悪いのに出場許可を下す医師

そして医療従事者にないにせよ、医師が言った一言だけで、選手を安易に出場させてしまう指導者にも問題があります。

こんな現状が続いてしまっていては、選手が良い方向に向かうとは考えられません。

治療家としてのプライド0発言

上記のような発言や行動をしている「医師」や「治療家」完全に自分のプライドを放棄しているといっても過言ではありません。

あってはならないことです。

自分が何をするために今の立場にいて、何をするべきなのかということを完全に見誤っているのではないでしょうか。

イメージと現実がことなることは当然ありえることですが、「治療家」や「医師」が本来目指すべきことを忘れてはいけないと思います。

治らないのは毎日来ないからではなく、治せないあなたが原因ということを肯定するために、患者様に責任を押し付けているにすぎません。

また、監督が試合に出したいということで、選手は怪我をしているというのに、医師に口約束で出場できるように許可を出すように指示をしていたなんてありえません。

「誤診」ととられてもおかしくない行為ではないでしょうか。

これが「スポーツ外来」や、スポーツに特化した治療院といった看板を掲げていたりします。

患者様の大半はその看板を信用して来院しています。

そもそもの話をすれば、スポーツ経験のない人に、医師や治療ができるとは思えません。

様々な研究や治療薬、治療法が開発されていますが、肝心の「気持ち」や「感覚」の部分は理解できていません。

反対に言えば、経験者の人たちがもっと身体への知識を身に着ける必要があるとも言えます。

体が資本で生活を担っているわけですから。

ただし、一部のスポーツ外傷系「医師」や「治療家」が行っていることに比べれば大したことはありません。

一つハードルを設けて、簡単にスポーツ選手向けの施術や治療ができないようにしてしまうべきだと思います。