これからの整骨院経営は大手企業が牛耳る時代に
これからの整骨院業界は大手企業が牛耳っていく業界になります。
それには幾つかの理由があります。
整骨院業界は、なくなってしまうと社会的に困るが、国の診療報酬によって経営が成り立つものなので、薄利多売になることをベースとした業界です。
そのため資本力がない個人や企業が行うと、雇用する基準を満たす事が難しくなります(雇用保険や社会保険、厚生年金など)。
会社組織として行っている整骨院系の会社でさえ、「厚生年金」や「社会保険」を採用しているところはごく少ないのが現状です。
とは言え、時代が進めば進むほど、雇用環境を望む人は増えていきます。
これからの整骨院業界は、社員の雇用をしっかりと確保し、複数店舗を運営し、1店舗あたりの利益が薄利だったとしても、運営し続けられることが求められるようになっていきます。
つまり大手企業に限定されてくるということです。
これは整骨院業界に関わらず、どのような業界でも進んでいく流れで、中でも整骨院は国の「医療費」や「療養費」をベースにしている業界なので、国の移行にタイミングが大きく左右されます。
そのタイミングがまさに迫てきているのは、誰しもが感じていることではないでしょうか。
そして、大手企業が整骨院業界に乗り込んでくる方法は、自ら整骨院を一から作るようなことはしません。
間違いなく、事業売却(M&A)を行います。
まさに水面下では着々と行われています。