整骨院経営の課題は「薄利多売」を辞められるか

大半の整骨院が客単価を上げる方法を間違っている

そこで現在考えられる方法として「自費治療」の導入が流行ってきています。

しかし、実情はどうなっているでしょうか。

自分のペースで施術を行っていくためには、上限の価格を上げて患者数を減らすしか方法はありません。

1人あたり5.000円の単価を想定した場合、施術者1人で15人は施術する必要があるでしょう。

しかし完全自費治療の治療院にして1日15人の来院は簡単ではありません。

その結果、通常の保険内の治療と平行して自費治療を行っていく形がリスクが少なく見えて取り入れる整骨院が増えていました。

しかし、その実情はどっちつかずの結果しか出ず、むしろ雇用数を増やしたことにより固定費がかさみ、見えない時間の浪費が続き、トータルで見ればマイナスの状況を生み出しています。

詳しくはこちらの記事をご確認ください(『整骨院の自費治療が失敗に終わっていく理由はシンプル』)。

まさに多くの整骨院経営者がこのような状況で足踏みしてしまっているのではないでしょうか。

何か画期的な方法がないかと模索しながらも、具体的な解決策が見えず、ジリ貧状態を甘んじて受けれいざるを得ない状況です。

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