整骨院業界は本当にやりたいことから遠ざかっていく

整骨院業界は本当にやりたいことから遠ざかっていく

「柔道整復師」は、自分の整骨院を開業する夢を持っている方が大半だと思います。

男女比を見ると圧倒的に「男性」が圧倒的に資格者数が多い業界で、その「男性」の8割以上が開業志望を持っているのではないでしょうか。

最近の傾向として全体的に人気があるものの、「女性」は「整形外科」での勤務が人気なようです。

そんな中でも、「男」であれ「女」あでれ「開業」を夢見る人は、様々な「夢」や「目標」を持っています。

しかし、「経営者」という立場になった途端に、その「夢」や「目標」を持ち続けることが困難になります。

「経営者」になれば、「収入」と「支出」の計画を立て、見込み試算を行い、どのように整骨院を継続させていくのか考えなくてはいけません。

また同時に、無理のない範囲で事業展開も考えなくてはいけません。

「従業員」を雇用すれば、その「従業員」の生活も背負うことになります。

それにも関わらず、整骨院業界は様々な問題を抱えるため、保険治療を中心とした今までの整骨院では思うように「夢」や「目標」を持ち続けることすら困難になっています(『これからの整骨院業界の5年後を予測する』)。

このような状態になった時、仮に黒字経営をしていても、「開業する時の夢はなんだったんだろうか?」とふと考える時がやってきます。

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